この絵は、ヤン・ミリーチが上の足場にたつ人物か、下で白づくめの娼婦たちに説法をしている人物かで
この2説で議論されているそうですが……、
スラヴ叙事詩は、リアルの歴史的瞬間を切り取ったような表現と、神々が宙に浮く幻想的な解釈で表現されている2通りの手法が見て取れる。そのことを鑑みて「クロムェジーシュのヤン・ミリーチ」は、絵を上下に二つに分けて、違う時間帯を1シーンにまとめたと考えられなくもないと感じました。
上は建築をプロデュースしているヤン・ミリーチ、下は娼婦に説法をするヤン・ミリーチで、同一人物の時間差を1シーンにまとめたと考えても良いのでは?と思います。
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